【心霊スポット!?】 東北大学キャンパスの近くにある「八木山橋」 について

東北大学キャンパスの近くにある「八木山橋」 その他

 皆さん、こんにちは。@homeサークル長の西淵です。
 今回は心霊スポットとも噂される、 東北大学キャンパスの近くにある「八木山橋」 について紹介したいと思います。
 実は私、今までに2回(昼と夜)八木山橋に行ったことがあり、ちょっとした”検証”もしてきましたので、今回はその体験をお伝えします。

 なお、@homeについての情報はこちらの記事をご覧ください。

八木山橋がある場所

 八木山橋は、八木山地区と仙台中心地区を結ぶ仙台の橋で、東北大学の青葉山キャンパスから見て西、川内キャンパスから見て南に位置します。また、青葉山の渓谷を越えるための道路でもあるため、普通に渡ることができます。(八木山橋は正式には「八木山橋 竜ノ口渓谷」といいます。)むしろ、八木山から仙台市街へバイクや車で向かう際には通らざるを得ない、といえるほどの関所となっています。
 地図で見ると八木山橋は青葉山キャンパス、川内キャンパスから近いですが、どちらのキャンパスからの道もかなり急な坂道であるため徒歩で行こうとすると結構大変です。どちらかというと、青葉山キャンパスからの方が楽に行くことができますが、川内キャンパス側から来ると、途中で仙台城(青葉城ともいう。伊達政宗の像で有名)を通ることができます。仙台城からは仙台の街並みを一望することができます。
 周辺を詳しく見たい場合はこちらからgoogle mapを閲覧ください。

仙台城の正宗像
仙台城からの景色

八木山橋に関する噂

 冒頭で、八木山橋は心霊スポットとして有名だと紹介しましたが、具体的にどのような場所なのでしょうか?実は八木山橋は自殺の名所として有名です。下の写真は私が実際に行ったときに撮った写真です。(一通り確認したつもりですが、変なものは写ってなかったので安心してください。)

 左の写真を見ていただくと分かる通り、橋の両サイドが高い鉄柵で補強されています。しかも、この鉄柵は下にある手すりの上に付け足して作ったという形で、しかも上部が内側に反り返って簡単に越えられないようになっています。
 この鉄柵だけでも、ここで過去に実際に自殺した方がいた可能性が実感できます。
 また、某テレビ番組で有名な霊媒師が訪れた際、「二度と行きたくない」と言ったという話もあります。

(この文章を書いているとき、二度といきたくない、が一度、二度と生きたくない、に変換されてめちゃくちゃビビりました。)

実際に行ってみた

 しかし、「幽霊は怖がるより解明しろ」という理学部数学科に似つかわしい信条を持つ私は、1年の夏休みに同じ数学科の同級生と2人で行ってきました。(この後、昼の八木山橋に1人で行きましたが、そちらの体験は特筆生がないです。)

到着までにおこった不吉なこと

 約束していた日、私たちは仙台地下鉄の国際センター駅で待ち合わせて徒歩で八木山橋へ向かいました。17時頃に集合し、ゆっくり歩きながら青葉山の山道を登っていきました。雑談などもしつつ程なくして仙台城につき、少し写真を撮ったり景色を楽しんだりしました。右の写真はその時撮った写真です。
 7月の終わりごろと言うこともあり、この時にはまだ日が沈んでいません。この仙台城を出ようかという時にちょうど暗くなり始めたと記憶しています。

その日撮った写真。この日はくもり

 さて、仙台城をぬけて八木山橋へと思ったタイミングでちょっとした不吉なことが起こりました。仙台城の出口辺りにカエル(10cm程度の大きさ)がいたのですが、私たちがカエルを見つけた次の瞬間、そこに車が通りかかりカエルは轢かれてしまったのです。カエルは当然死んでしまったのですが、ここではそのときのカエルの様子についてこれ以上生々しい表現は控えようと思います。

八木山橋到着から滞在中に行った検証

 かくして、「嫌なものみたね」なんて言いながら八木山橋に向かいました。(仙台城から八木山橋までは目と鼻の先です。)八木山橋につくときには、ほとんど日が沈み重々しかんじでした。右の写真は八木山橋についた時に撮ったものです。
 写真からも分かる通り、歩道と車道があり、私たちが訪れたときも、車やバイクは何台か通り過ぎました。(やはり、仙台八木山間を行き来する上で利用する人は多いです。)

 この節のはじめでも書いたとおり、私は「幽霊は怖がるより解明しろ」という信条(が1割と好奇心が9割)で来ていましたので、いくつかの検証を用意してきました。
 その一つが磁気です。よく心霊系で幽霊は電磁波の一種ではないか、という説をきくことがあります。そこで、高校の物理の勉強の成果をいかして方位磁石がバグるかどうか調べることにしました。(写真からわかるように、このためだけに買いました。これ以降使ってません。)
 しかし、結果は特に異常なし。地図と照らし合わせても正確な一を示し続けていましたし、クルクル回り出すなんてこともありませんでした。

 他にも、温度計や湿度計を持って行きましたが変化なし。また、スマホの乱数に乱れが生じるんじゃないかと思い、スマホに乱数生成アプリを入れていったのですが、八木山橋にいたとき肝心の検証を忘れてしまいました。

八木山橋からの帰りとその後

心霊写真?

 私が撮ったもののなかで、八木山橋で撮った写真・動画の中でおかしな要素は見つからなかったのですが、帰りに八木山ベニーランド(仙台の遊園地)を撮った写真が少し変でしたので、最後に紹介します。見たくない方は注意してください。
 写真までの幅稼ぎのために事前に写真の説明をします。この写真は一応、フェンス越しに八木山ベニーランド内の観覧車を撮った写真になります。ただ、あまり期待しないでください。というのも、フラッシュをたいたものの、あたりがとても暗かったために、ほとんど何も写っていません。唯一写っているのが、フェンスとよく分からない何か、なのです。この”何か”が少し人の顔に見えなくもないということで、友人と「心霊写真かもね」ということになりました。そのため、くっきり人が写っているとかでもないですし、写真には識別できるものがフェンスしか写っていないので、状況も伝わりにくいと思います。

 それでは写真です。↓

東北大学キャンパスの近くにある「八木山橋」

その後、霊障などはあった?

 結果からいうと無かったです。少なくとも自分が感じ取れるレベルで運が悪くなったとか、変な物音が聞こえるようになったということはありませんでした。一緒に行った友人からも、そのような話はきいていないので霊を連れ帰ってきたというようなことはなさそうです。
 ただ、この夏休みに実家に帰省してこの体験談を話したら、家族や地元の友人から煙たがられました。

あの有名漫画でも登場!?

 最後に「八木山橋」についての明るい(?)はなしをして締めくくろうと思います。実は八木山橋は漫画「呪術廻戦」に登場する八十八橋のモデルになっています。八十八橋は作中でも割と早めにでているので、すでにアニメ化もされています。
 呪術廻戦は作者が仙台に住んでいたということもあり、仙台や東北関連のものや場所が結構作品に取り込まれています。興味がある人は是非、呪術廻戦をよんでみてください。(八木山橋は7,8巻あたりで登場します。)

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