【東北大学あるある】 経済学部にありがちなこと

その他

 皆さん、こんにちは。東北大学@homeサークル長の西淵です。
 昨日投稿した「 理学部にありがちなこと 」に続き、今回も学部ネタ「 経済学部にありがちなこと 」です。私は経済学部ではないので、今回紹介する内容の多くは、経済学部の方からきいた話になります。前回と違って今回の題で、【東北大学あるある】としたのは、今回の内容が東北大学特有の話も多いからです。

経済学部ってどんな学部

 経済学部の学生は主に経済学、経営学の二つの専攻に分かれ、統計学や会計学、データサイエンスなどの様々な側面から経済、経営に関することを学びます。東北大学でも入学時の区分は経済学科と経営学科の2学科になっています。ただ、3年次にゼミ(ゼミナール)に入り、そこでさらに専門的なことを学んでいきます。ゼミでは、経済、経営、会計、データなど多種多様な分野があり、また各ゼミごとに雰囲気も違うので、先輩などから情報収集して自分にあったゼミを探すのが思います。
 東北大学では、経済学部の卒業後の院進率はおよそ1割ほどとなっており、法学部や教育学部よりも若干少なくなります。逆に、昨日紹介した理学部の場合、院進率はおよそ9割ですのでかなり対象的ですね。
(東北大学,卒業後の状況,https://www.tohoku.ac.jp/japanese/profile/about/06/about0604/)より2023/3/28
 また、定員数は大学によってばらつきがるものの、国立大学では200~300名程度であることが多く、東北大学の場合文系学部では最多の260名となっています。

経済学部のあるある

 それでは、経済学部の学生のあるあるを紹介します。

①留学する人が多い。

 経済学部は他学部に比べて留学する人の割合が多いそうです。これは、経済学部ではない私の目線からもそう思えます。(当団体も国際交流支援団体なので、私のまわりには留学に興味がある人も多く、実際に知り合いの中に、留学に行く予定のある人、今留学中の人、留学から帰ってきたいる人もいます。
 留学に行く場合、その間の期間の必修科目をどうするかという問題が発生します。大学を卒業するためには、定められた単位を取りきらなければいけませんので、必修科目は避けては通れません。留学する場合、その対処法としては
⑴単位互換制度を使う
⑵必修科目がない学期に留学に行く
⑶諦めて留年する
の三種類になります。⑵の単位互換制度は留学先の大学で取得した単位が東北大学の必修科目の代替単位として認められるというものですが、審査が厳しいことと留学から帰ってくるまで認められるか分からないので、上手く使うのは難しいです。経済学部は履修科目の自由度が高いため、必修科目もすくなく、⑴の方法が使いやすいです。経済学部で留学に行く場合、2年夏か3年夏から1年行く人が多いそうです。

②部活やサークルに熱中する人が多い

 経済学部は学部の他に部活やサークルで人間関係を作る人が多いそうです。昨日紹介した理学部の特徴で部活やサークルに入らない人も多いというあるあるがあったので、真逆ですね。
 特に東北大学の場合、2年次以降の授業が1~3限に固まるそうで、午後の時間にゆとりがあるようです。そのため、午前大学で勉強してからその流れで部活やサークルへという生活をしている人も多いのではないでしょうか?特に、経済学部の講義が行われる川内キャンパスは部室やサークル棟が集まるキャンパスでもあるので、移動もスムーズです。
 確かに、自分のまわりでも大きな団体の代表や幹部をやっている人の中には経済学部の方が多いように思います。大学に入ってから始めたスポーツや趣味がどんどん上手くなる人も多いようで、授業と両立して大学生ならではの活動に打ち込めるのはいいですよね。

③東北大学では案外数学ができなくてもなんとかなる

 経済学部というと、文系の中でも数学が必要になるから大変だという話は一度は耳にしたことがあります。しかし、東北大学では1年生での入門科目さえ乗り切ってしまえば案外大丈夫だそうです。というのも、東北大学では二年次以降の経済学部の専門科目に法学部や文学部の学生が他学部履修で参加していることが多いそうで、それ故に配慮して授業展開する教授が多いからだそうです。
 他学部履修は自分の属する学部以外の学部の専門科目を受講できるという、だいたいどの大学にもある制度ですが、基本的に利用するのは少数です。私も他学部履修で文学部や工学部の授業などに参加したことはあるのですが、皆が知っている知識を自分だけ知らなかったりして大変でした。文系学部では利用する人が多い故に教授が配慮してくれるというのはうらやましいです。

まとめ

 今回は経済学部の知り合いからきいた「経済学部にありがちなこと」を紹介しました。私にはあまり馴染みがない学部でしたが、学部の科目構成から生じる様々なメリットが知れて、面白いと同時にうらやましかったです。経済学部に興味がある方や進学を考えている方は是非参考にしてみてください。

 また、今回紹介したのはあくまで経済学部のあるあるです。全員がこれらの特徴にあてはまるわけではないのでご注意ください。また、当団体@homeに関する情報はこちらの記事からご確認ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました